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ソイタとか・・・

ソイタとか・・・

三国志10リプレイ 5


三国志10
PS2版 リプレイ



三国志リプレイもやっと始まったぐらいの情勢に(゚∀゚)ノ
デュイズは天下統一をできるのか!?

行き当たりばったりで国語の成績が悪い作者が書く
三国志リプレイ!ごゆっくりどうぞ!!


開始シナリオ
シナリオ1 
184年2月【黄巾興りて、英雄青雲を抱く】

現在
188年10月

*****あらすじ*****

漢王朝が衰退し、宦官らの好き勝手により世は乱れていた。
やがて大平道教祖・張角を中心とした大規模な乱が起きた、「黄巾の乱」である。
帝はこの事態に対し、何進を大将軍に討伐軍を結成、
続くように数多の英雄が討伐軍へと参加していった。

在野の士であったデュイズもそんな世を憂いて汝南で挙兵。
志を同じくした者を広く集め、善政を敷き国力を増したところで
ついには黄巾賊がはびこる許昌へと打って出た。

それから4年の月日が流れ188年8月、ついに大将軍・何進は病死した張角に代わって本拠地・平原を守っていた張宝を討ち、乱を鎮圧させる事に成功する。
その際、何進軍は善戦した諸侯の雄に土地を分け与え治安の強化を図るために、各地に諸侯を封じた。しかしそれが仇となり、更に漢王朝の力を衰弱させていった。
188年10月、世は群雄割拠の時代となり、英雄達の立ち上がる時が遂に来たのであった。

***************
*****下ヒ侵略戦*****
***************

188年11月。
官渡の砦と陳の陣を守る、更に言えば居城と許靖の汝南、新野をつなぐ重要都市・許昌の防衛を上げるために新たに軍門に入っていた、華キンを太守に桓階、厳與、ホウ義の三人を配備。

デュイズ:よし! 国力を増やすために陶謙の支配する小沛、下ヒを落とす!
陳蘭:久しぶりの戦ですな!
雷薄:此度の戦こそ、戦功第1位を目指そう!
紀呂飛:もちろん俺を連れて行くよなデュイズ!!
デュイズ:あぁ、今回の戦は俺、紀呂飛、陳蘭、雷薄、程イクで向かおうと思っている。各将軍いますぐに戦の準備に移ってくれ!
ソイタ:デュイズ殿、此度の戦、それがしの出番はないのでござるか?
デュイズ:うっ、ソ、ソイタか・・・。
ソイタ:(この驚きようはいったいなんだ・・・。
陳蘭:デュイズ様、ソイタ殿は腕もたしかですし、連れて行かれてはどうです?
デュイズ:ならば陳蘭、お前が残るか?
陳蘭:久しぶりの戦ですな!(二回目
ソイタ:(くっ・・・。俺はいったい・・・。
デュイズ:ソイタ、お前はこの寿春を守ってくれ。ま、まかせたぞ!
紀呂飛:・・・。(頑張れソイタ・・・。

ソイタと同じ部屋を共有するほど仲の良い紀呂飛はソイタのあまりにも小さな背中を見て少し可哀想なまなざしになった。

デュイズ:ふぅー、どうにもソイタは苦手だ。皆、そろそろ出陣しようか!
程イク:またれよ!
デュイズ:程イクか、・・・・一体どうした?
程イク:陶謙は大徳の士、部下には名士の陳親子もいます。それを理由もなく侵略すれば我が軍は不義の軍団となり、民心は大きく揺らぐでしょう!
デュイズ:ふん、だが理由なんて後でいくらでもつけれるだろう?
程イク:・・・。(デュイズ殿の瞳は曇ってしまわれたか・・・。
デュイズ:他に用がなければもういいだろう、程フいくぞ!
程イク:・・・わかりました。

188年12月。
デュイズ軍、黄巾賊鎮圧後大一回目の戦が始まった。
デュイズ軍は兵4万をもって下ヒ城前に布陣。対する陶謙軍は3万の兵で迎え撃つ形となった。

陶謙:デュイズ軍が攻めてきたか・・・。一体何故じゃ・・・。
デュイズ:陶謙、お前は大罪を犯している! 我が軍の前に立った罪だ。・・・重いぞこの罪は!!
陶謙:なにをワケの分からぬ事を・・・。お主こそ再び世を乱世に導く気か!
デュイズ:問答無用!この下ヒもらい受ける!

8日目。

雷薄:陶謙殿は戦が下手ですな・・・。

雷薄が言うほど目に見えてそれがわかった。
デュイズ軍の兵力が全く減っていないのに対し、陶謙軍は残り1万を切っていたのだ。弓矢兵を主隊に組むデュイズ軍に騎馬隊で当たった結果である。

11日目。

程イク:・・・。雷薄殿の言うとおり、陶謙はどうやら太守に向いていないようだ。
雷薄:まったく程フ殿の言うとおりですな!ははは・・・。
陳蘭:陶謙のあほたれがー!
雷薄:あほたれあほたれー!

城壁よりその様子を眺める陶謙。

陶謙:はっ!なにを言うとるかとんと聞こえんわ!

14日目。

戦が始まってから14日目の朝。陶謙の休む部屋に陶謙軍の将軍・滅覇が走りこんできた。血相を変えているところを見るとよほどの事を伝えにきたらしい。

滅覇:陶謙様!デュイズ軍が程イクとデュイズ本隊を残して退却した模様です!
陶謙:なにっ!? まことか!?
滅覇:それがしのこの目で見てまいりました!
陶謙:ど、どれワシも見てこよう! 誰か鎧をもて!!

平静を装いながらも急ぎ足に陶謙は城壁の上に立ちあたりを見渡した。
デュイズ軍の武将・紀呂飛、雷薄、陳蘭がいない・・・。

陶謙:・・・・これは・・・??
程イク:ははは、陶謙よ! 我がデュイズ軍は正直お主を恐れておった。が、それは算段違いだったようだ! 無駄な兵糧を使いたくないのでなっ! 一部軍は退かせてもらった!
デュイズ:お前なぞ俺と程フで十分だ!わはは!

高笑いとともにデュイズと程フは剣を持ち、素振りをし始めた。

程イク:かかってきなされ、文官の私でも倒せるわ!

陶謙:なんだとー!!
滅覇:と、殿! 落ち着きください!! デュイズ軍が馬鹿な事に兵力を減らした今、冷静に対処し殲滅しましょう! 殿一人だけの突撃はおやめくだされ!
陶謙:・・・・くぅぅ・・・。

15日目。

滅覇:敵が第一の門を攻撃しはじめました。
陶謙:もつか?
滅覇:攻城兵器は持っていない用ですが、壁を越えてくるのは時間の問題です。
陶謙:そうか・・・。

18日目。

滅覇:第一の門が突破されました。残すは本城門のみです! 陶謙様は中に!!
陶謙:す、すまぬ滅覇!

デュイズ:どうだ、程イクよ。この城落とせそうであるか?
程イク:苦しいと言っておこうか、あの滅覇にかまっている時間だけはありませんな。
デュイズ:滅覇・・・。

滅覇:呼んだか逆賊!
デュイズ:うわっ!いつの間に!!
滅覇:その首もらった!!!

意表を突く(気合のみの)滅覇の突撃はデュイズ本隊に迫っていた。
滅覇軍は盾を構え対弓矢のために編成された唯一の歩兵、弓矢隊には相性が良い。戦闘にはいればデュイズ軍はかなりの被害を被るだろう。
と、その時であった。

程フ:よく頑張ったが、滅覇殿はここまでですな!ははは!
滅覇:これはぁあああー!

程フが腕によりをかけて掘った落とし穴に滅覇は落ちた。
そして隣接する森林より陳蘭&雷薄の伏兵攻撃!!

滅覇:お前らぁあー!!!
陶謙:くっ、滅覇!

滅覇隊、消滅。

陳蘭&雷薄:滅覇隊殲滅したり!!
程フ:陶謙隊のための伏兵だったが・・・。
デュイズ:よいよい、陳蘭と雷薄よ、よくやってくれた!

城壁から様子を伺っていた陶謙は滅覇がいなくなり守備側遂に陶謙一人になってしまった事をさとり生唾飲み込んだ。

陶謙:こ、こやつら・・・!!
程イク:部下を見捨てて逃げ惑う姿、実に見苦しいな!陶謙!!
陶謙:くっ!守ればなんとかなる!! 挑発にのるなよ!

20日目。
陶謙が堅く守る最後の城門から火の手が上がった。

紀呂飛:火あぶりにしてやろう陶謙!

ここにきて紀呂飛隊が姿をあらわした。
紀呂飛隊は程イクが滅覇を落とした穴より全く逆の城壁から進入し、敵の頭上から火を連続的におこし苦しめようと息を潜めていたのだ。

陶謙:ぐあぁ!消しても消しても追いつかん!!
紀呂飛:油を使っておるので発火時の被害に苦しんでいるようだな、このまま兵を減らさせてもらうぞ!

程イク:それ、陳蘭・雷薄隊も参戦し火矢を打つのだ!
陳蘭&雷薄:了解した!

21日目。
兵を失った陶謙は下ヒを破棄。小沛へと敗走した。

デュイズ:井蘭なしでの急襲作戦、皆のおかげで成功する事ができた。感謝する!

戦功第一位:紀呂飛
紀呂飛:夢中で動いたまでの事だ。
戦功第二位:雷薄
雷薄:おお、それがしが第二・・・これは光栄だ。
戦功第三位:程イク
程イク:次も勝利をお贈りしよう。

大義名分のない戦であったがデュイズ軍は勝利した。
下ヒの民の信頼を得ることは難しくなったが、群雄割拠の時代に国力をつける事に成功したデュイズ軍、この戦いで頼もしい陳珪(統率16 武力5 知力83 政治79 魅力 71)とまぁまぁな武将、サク融(統率62 武力68 知力40 政治26 魅力4)を登用することにも成功した。
今回の遠征は大成功という結果となった。
しかし、まだ陶謙・孔融を撃破するまでこの遠征は終了というわけではない。
次の戦う舞台へとデュイズ軍は続けて進軍しだした。
狙う次の都市は、陶謙最後の都市・小沛!

***************
*****小沛の戦い*****
***************

陳蘭:連戦とは・・・兵の疲弊は大丈夫なのか?
雷薄:敵は敗走したばかりの兵さ、しかも小沛は敗走して入城した陶謙がくるまで太守のいなかった都市だぜ、兵力という兵力はまったくあるはずがないさ。
陳蘭:そうだな、そう考えるとデュイズ様の無茶な進軍もなかなかいい感じに思えるな。しかし兵糧が持つかな・・・。
程イク:心配いたすな、我が軍の兵糧は敵軍の約二倍ある。
雷薄:おぉ! 程イク殿!! それは誠か!?
程イク:あぁ、嘘をついてもどうにもならん。此度の戦も貴公らの武を頼りにしていますぞ!

にやりと陳蘭が笑う。

陳蘭:この戦、勝ったな。
雷薄:そうですな。

1日目。

デュイズ軍は小沛城を包囲、兵力は依然変わらず4万、対する陶謙軍は雷薄の言ったとおり、兵力は1万しかなかった。

陶謙:・・・、きおったか・・・。全軍!!! 死力を尽くして守りきるのだ!!!
デュイズ:無駄だ、陶謙。お前はここで脱落するのだ!全軍激しく攻め立てよ!!

2日目。

陶謙:苦しいな・・・。歩兵しかおらんとは、城壁の上は格好の狙い場になっておる故、城門を守りにくい・・・。
王朗:ここは拙者にお任せあれ、城門より一挙に攻めでて敵将を討ってくる出ござりまする!
陶謙:無茶はするなよ! お前は頼りがいのあるやつだからな・・・。
王朗:恐れ多い言葉でござる、では!

王朗は腰に佩いた抜き、入れ込み具合を部下の兵士達にも伝え、城門から打って出た。ためにためた行動力を爆発させたのである。

王朗:うおおおおお!
デュイズ:王朗か!
王朗:火を放ってやれ! その上で雷薄隊めざし一直線よ!
兵士:うおおお!

ドドドッドドドッドドドッ!

怒涛の勢いをもって雷薄隊に打ち込む王朗隊。
先に火計をもって雷薄隊の足場を炎にしてから打ち込んだためかなりの被害を与える。そして雷薄は王朗の火計により負傷してしまった。

雷薄:くっ、陳蘭・・・。負傷してしまった・・・。後を頼む!
陳蘭:おのれ王朗!!

4日目。

2日目にフレンドの雷薄を負傷させた憎き王朗隊をしつこく攻撃する陳蘭隊。
その成果がこの四日目にでる。陳蘭隊が王朗隊を潰走させたのだ。

陳蘭:やったぞ!やったぞ!! 見たか雷薄!!
雷薄:見ておったぞ! 俺も負けてはられんな!

6日目。

紀呂飛、滅覇隊と陳登隊を同士討ちで滅覇隊を潰走させる。
その後すぐ放った矢で陳登隊も潰走。

紀呂飛:やったぞ!やったぞ!! 見たかソイタ!!
しーん。

11日目。

残るは、陶謙のみ。程フとデュイズの指揮により雷薄が追いつきこれを討つ。
陶謙は市街地に敗走、市街地戦へと舞台は移る。

陶謙:くそっ、もはやこれまでか・・・。

市街地戦一日目。

陶謙軍はもはや虫の息であった。兵力なんと3000。
紀呂飛と雷薄が突撃し、呆気ない程に戦は終わった。

戦功第一位:紀呂飛
紀呂飛:ふむふむ・・・。
戦功第二位:程イク
程イク:俺が二位とは・・・。
戦功第三位:雷薄
三位か、次も頑張ろう。

雷薄:デュイズ様、こやつどういたしましょう。
陶謙:もはや、死の覚悟はできておる。斬ってくれ! ・・・しかしながら部下達は解放してやってはくれないか?
デュイズ:斬れ!
陳蘭:・・・。
紀呂飛:・・・・。
雷薄:+   +
  ∧_∧ ∩+
 (0゚・∀・)彡  テカテカ
 (0゚∪ ⊂彡 + テカテカ
 と__)__) +
デュイズ:・・・おほん、縄を斬ってやれ。
程イク:さすがデュイズ殿!
陶謙:助けてくれるだと? ふぅやれやれ・・・。(本当に言いやがった

陶謙は去っていった。

デュイズ:なんか凄い後悔した。
紀呂飛:追いかけて斬るか?
デュイズ:みっともないからよそう・・・。

他の捕虜については、ビ竺(統率24 武力30 知力72 政治83 魅力82)のみ登用成功した。何故か非常に欲しかった滅覇、陳珪の子、陳登は残念ながら登用に応じず、解放を選択。

デュイズ:全軍帰還する!!

189年1月。
遠征第一目標の陶謙領侵略が成功に終わった。
デュイズ軍は一時の平穏を得、寿春へと帰還するのであった。

6

*****

つづく






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